読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門


読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

あまり期待しないで途中まで読み、明日また残りを読もうと思っていたら読み終えてしまいました。

自分と思考回路が違う人の本を読むのは、面白いですね。

この本は次の3部構成になっています。

  1. 本はどう読むか
  2. 何を読めばいいか
  3. 本はいつ、どこで読めばいいか

面白かったのは、2です。

1. は大量の本をいかに熟読、速読するかの佐藤流の方法を述べていますが、この歳になって読書法を直す気にもならず、「ふーーん」という感じですが、速読法は案外自分もやっているような気がしました。

ただ、読書ノートの作り方のところは大事だと思います。やり方は人それぞれでしょうが、読んだ後に考えたことをまとめないと、絶対に忘れてしまうと思います。

3. は、この本の「超速読」に倣い、読み飛ばしました(笑)

2. は「知識の欠損部分」をどう補うかについて述べていて、そのためには高校の教科書や学習参考書を、大人の目で勉強し直せと言っています。

実は、この本を読む前に別のところでの佐藤さんのお勧めで、高校日本史の勉強をし直そうと思っていました。大学は世界史で受験したのと、高校で日本史の授業が明治の初めで終わってしまい、昭和史の勉強はしていなかったからです。(私立校は、やりたい放題ですから(苦笑))

でも、そういう経緯はあっても、最初は「どうかな?」と思いながら読んでいました。ところが、国語の勉強方法のところで紹介されていた「NEW出口現代文講義の実況中継」の内容を見て唸ってしまいました。

書き出しは、こんな具合です。 「現代文はどんな教科かって聞かれたら、結論をズバリ言いますよ。現代文というのは、君たちの論理的思考能力を問う教科です。」

コンサルタントを教えていて言語能力の乏しさに参ることがよくあるのですが、この本はそれをどう解決すれば良いかを的確に教えてくれそうです。ぜひ、その部分(178-193ページ)を読んで見てください。それこそ目から鱗だと思います。(出口さんの本は3部作ですが、コーチング用に買うことにしました。)

自慢ではないですが、私は高校で理系クラスにいましたが現代国語は学年で一番だったので、内容は保証します(笑) それに続く数学についても、苦手な人には参考になるかもしれません。(ただし、我が先輩の鳩山元首相についての記述は、佐藤さんは理系の人ではないので賛成できません。)

1.、3.は置いておいて、2はお勧めです。