自己変革スキル(その1:フレームワーク)


Last Updated on 2021年8月21日 by 時代遅れコンサルタント

先日、人生100年時代を生き抜くために重要な変身資産を蓄積するに当たって、まずは自己革新の心構えが重要である、そのためにはガードナーの本を読むと良いと述べました。
でも、心構えができだけで変身資産は自動的に蓄積されてはいきませんよね?実際にどう構築していくのか、何らかのガイドが欲しい所です。
残念なことに、私にはこの方面のわかりやすい手引書は見つけられませんでした。しかし、わずかな手掛かりがありますので、それを基に自分がどのように変身してきたのかを、後付けで説明してみたいと思います。それが、皆さんの参考になれば幸いです。(長くなるので3回に分けて投稿します。)
わずかな手掛かりとは、最近出版された松尾睦著「仕事のアンラーニング」に載っている「自己変革スキル」のフレームワークです。(フレームワークといっても、他の論文を引用した一般的な定義が載っている程度で、その具体的な使い方は読み手の知恵に任されています。)
そこで挙げられている「自己変革スキル」とは、次のような4部分からなるものを指すとされています。
1. 変革の準備:自分の中で変える必要があることを理解している
2. 計画性:自分を変えるための実現可能な計画の立て方を知っている
3. 資源の活用:自分を変えようとするとき、積極的に支援を探し求めている
4. 意図的行動:成長の機会があれば、見逃さないようにしている
このフレームワークに沿って、私の45歳と61歳での2度の変身およびその前後での自己変革について説明してみようと思います。
まず変革の準備ですが、変革の必要性の認識がなければ何事も始まりません。認識センサーの働きが敏感かどうかで、変わる人と変わらない人の差が出てきます。
変革の主なタネは世の中の変化にあります。外界が変化しておらず、自分が現状に満足していれば、何も変身する必要はないからです。この時に、自分の不満だけから行動する人が多いようですが、世の中の動きにマッチしなければ、望み通りの機会はあまり得られないでしょう。
外界の変化には非常に多くのものがあり、そのうちの何が当人の決断を促すメガトレンドであるかについては意見が分かれる所です。その種の意見の違いそのものの議論を避けるために、ここでは本を引用してみます。
引用するのは、ちきりん著「未来の働き方を考えてみよう」に載っている、次の3つの「世界を変える革命的変化」と著者が呼ぶものです。これらを受けて、私がどう変革してきたかを説明してみます。
1. 大組織から個人へ by IT革命
2. 先進国から新興国へ by グローバリゼーション
3. ストックからフローへ by 人生の長期化
次回はその1度目の、研究者からコンサルタントへの変身です。