高齢者の雇用へのこだわりは需給曲線に合っているのか?


Last Updated on 2021年8月21日 by 時代遅れコンサルタント

需要と供給がマッチしたところで価格が決まる。大学の経済学の初歩で学びますよね。でも、自分の人生に応用することは難しいようです。その理由は、サンクコストに固執することにある、という風に私には見えます。
長年勉強を続けてきたので、今更諦めきれないとオーバードクターの過酷な生活を続ける人はその例です。図書館司書の非正規職が増え続けているのに、その待遇に甘んじる人もそうなのかもしれません。
改正高年齢者雇用安定法も、年金が払えないという理由で、需要のないところに雇用を増やそうとする苦肉の策でしかないように思えます。雇用は延長されても低賃金の仕事が殆どになるのは、当然の理でしょう。(そして、若い人がその割を食います。)
さらに、デジタル化の進展などで世の中が大きく変化するときには、大企業の雇用が追いつくには常に時間遅れが伴います。
そんな時代に、それまでと同種の雇用の維持に拘るのはオーバードクターの轍を踏むことにはならないのでしょうか?高齢者であっても、独立、あるいはベンチャーへの就職を選択肢に加える発想が必要になってきているように感じます。